ご挨拶

株式会社エイムは「アセンブラーを用いた組込み系ファームウェアの受託開発」を目的に、1987年に設立いたしました。設立当初は、ダム/河川制御システム、交通監視制御システム、ビル制御システム、通信機制御システムなど、主に産業分野のソフトウェア開発を手掛けていました。これらの開発業務を通じて私達が学んだことは「品質重視、納期厳守」ということの重要性です。

「品質を重視すればスケジュールに影響し、納期第一で考えれば品質が疎かになるかもしれない」という相反する課題を達成することは非常に困難ですが、お客様の開発委託を受ける立場として、絶えずこの点を重視して取り組んで参りました。ここで培った開発力とノウハウを基に、カーナビゲーションや携帯電話関連などの電子機器分野の開発へと主体を移してきました。

また、1997年からは、研究開発として日本語CDDB(CD DataBase)サーバーの運営を開始、Windows用音楽プレーヤーソフトの開発も手がけました。当時は、この新たな取り組みが、将来、家電などパソコン以外の機器から利用されるであろうと想定しておりました。

そして、この技術・ソリューションが認められ、米国Gracenote社(当時のCDDB Inc.)との業務提携、パイオニア株式会社のHDDカーナビゲーションへのCDDB採用が実現しました。現在では、主力事業に成長した音楽メタデータや車載機器向けシステム開発を支える基盤技術・ソリューションとなっています。

2016年4月からは、ユビキタスAIコーポレーショングループの一員として、またGracenote社の公式開発パートナーとして、より一層の高い技術力と開発力を発揮し、新たな分野へのチャレンジをして行く所存です。

私達エイムは、常にお客様に寄り添うパートナーであることを念頭に置き、自社技術・ノウハウを提供するソフトウェア開発会社として、今後も成長し、お客様のお役に立つことが出来るよう、取り組んで参ります。

代表取締役  井上 光司
取締役社長  菅原 賢司